ハト麦茶特集
名前だけはよく耳にする「ハト麦茶」ですが、いったいどんなお茶なのでしょうか。
ハト麦茶は栄養バランスに優れた健康飲料
ハト麦茶に使われるハト麦は、イネ科の一年生植物。一年で発芽から成長し花を咲かせ実をつけます。 原産地は中国南部から東南アジア。ハト麦は昔から「穀物の王様」と呼ばれているほど栄養価の高い 穀物です。
ハト麦茶が体に良いと言われる理由
ハト麦茶は、古くから民間療法として「いぼ取り」に使われ、 継続して食べると肌荒れの改善にも良いと言われます。 特にシミやにきび、アトピーにも良いとされています。 また中国の漢方では「ハト麦」は「ヨクイニン」と呼ばれ、神経痛やリウマチの治療薬として使われてきた歴史があります。 そんなハト麦は、たんぱく質が豊富で、米や小麦の２倍あります。ビタミンB1、カルシウム、鉄を多く含んでおり、 食物繊維も多く、お米の８倍もあるそうです。 ビタミンB2も豊富で、これは玄米以上だそうです。 滋養強壮としてもよく知られ、お米の代わりにハト麦をお粥などにしていただくと弱った体力を回復するのに役立つとも 言われてます。ハト麦はこのように総じて栄養バランスにすぐれた穀物です。 このハト麦を殻つきのまま炒って煮出したものを一般的に「ハト麦茶」と呼びます。 ハト麦茶はまさに自然の恵の健康食品だと言えそうです。
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ハト麦茶といぼハト麦茶がいぼに効くという話しをよく聞きます。ハト麦茶といぼで一般的によく言われているのは、水いぼのこと。 子供がプールなどでうつる丸い小さないぼです。いぼをつぶすと白い塊が出てきて、この中にウイルスが含まれています。 一番良い解決方法は自然治癒だそうですが、ハト麦茶も水いぼに有効であることが広く知られています。 ハト麦茶には、漢方のヨクイニンが含まれており、 飲み続けると、いぼの拡大が抑制されたり、いぼが消える時間が早まるといった事例があるようです。 これは、水いぼができる成分を体中から排出しやすくできると言われてます。 ハト麦茶はもともと自然食品ですので、子供にも副作用なく飲めるところは利点です。 |
ハト麦茶とシミ、にきびハト麦茶もコスメブームの一躍を担っているようで、ハト麦のエキスを配合している基礎化粧品もあります。 また洗顔フォームやローションにもヨクイニンが含まれてるものがあります。 肌の改善にも良いと言われてるハト麦茶ですが、これはたんぱく質を分解する成分が脂肪の新陳代謝を高めて、 老廃物を排せつするためといわれています。 その結果、皮膚細胞の年齢の衰えを抑え、肌荒れやシミ、そばかすを抑制する働きがあるそうです。 同じ理由からにきびにも良いとされていますが、塗り薬などのような即効性があるという口コミはあまり見当たらないようです。 ハト麦茶で肌のケアを行う場合、体の中から変えるという漢方的な発想で根気良く飲み続けることが大切です。 |
ハト麦茶の入れ方
ハト麦茶は、街のドラッグストアーやスーパーなどで売られています。 健康食品専門店や自然食品のお店にもあるかと思います。 一般の麦茶などと同じようにティーパックかそれより大きな一袋パックになっています。 買って来たハト麦が炒ってない場合、火を通し炒ってから煎じます。 パック入りのものはだいたい炒ってあるので、やかんや鍋で水を沸かし、 沸騰した中へハト麦を入れます。数分間煮立てたらハト麦茶の出来上がりです。 基本的には麦茶の作り方と同じですので、買ってくるハト麦が炒ってあるのかどうかをチェックされたら良いと思います。 ティーバッグのハト麦茶の場合ですと、比較的手軽に使用でき、急須で入れるのが楽かと思います。 冷水ポットにポンッと入れて作れるものもありますので、入れ方の説明をよく読んで購入しましょう。 好みに合わない時は、ハチミツや砂糖、レモンなどを加えてオリジナルのハト麦茶を作ることもできます。