弁当箱なら曲げわっぱ

曲げわっぱのお弁当箱

曲げわっぱのお弁当箱の利点ってなに? どんな種類があるの? 評判は?

秋田の伝統工芸曲げわっぱ。その中でもお弁当箱は、気軽に秋田杉にふれる事のできるものです。
そこで入門編として、曲げわっぱの特性(利点)とお弁当箱のいろいろ(種類)を取り上げてみました。

曲げわっぱってなに?

曲げわっぱの弁当箱は、秋田県大館の工芸品です。元々は、木こりが杉の生木を曲げて桜の皮で縫い合わせて作ったといわれ、江戸時代には大館城主佐竹西家が、武士の副業として奨励、発展してきました。曲げわっぱの弁当箱に使う木は、樹齢200年の「天然秋田杉」。乾燥のため3年間寝かせます。板は、柾目がきれいで節のない、中心付近のドーナッツ状の部分だけを使います。秋田杉の板は、薄くはいで熱湯に漬け、軟らかくした後、曲げられます。わっぱは曲げられたまま接着され、桜皮で留められ、曲げわっぱのお弁当箱の形が出来上がります。ここまで2週間。約10行程が手作業で行われます。 この後、お弁当箱の「塗りとみがき」の作業が入ります。4〜5回繰り返され、この工程が2週間。検品まで入れると実際の曲げわっぱのお弁当箱ができるまで1カ月位かかるそうです。
スポンサードリンク

曲げわっぱお弁当箱の利点

曲げわっぱ弁当箱の特徴は、木の性質そのものです。よく「木は呼吸してる」と言われます。吸湿性に優れた曲げわっぱのお弁当箱は、適度に水分を調節します。 たとえば御飯の余分な水分は、天然木が吸収してくれる為、おいしさが保たれると同時にいたみにくいという利点があります。これは、プラスチック製のお弁当箱では経験しがたいもので、曲げわっぱのお弁当箱の最大の利点です。またお弁当箱自体が、木のにおいがするのでごはんもいい香りがします。


スポンサードリンク

曲げわっぱ弁当箱の種類(形)

曲げわっぱ弁当箱でよく見る小判のような楕円の型や丸い型は、昔ながらの形です。曲げわっぱの弁当箱は、型を造ってから加工します。 製造元によっていろんな形の弁当箱を見る事ができます。 丸い形だけではなく、五角形の花のような弁当箱や卵型や中央がへこんだ飯ごう型のもあります。 また、重箱になっているのもよく見かけ、二段重ねはもちろんのこと、中には五段重ねの弁当箱もあります。 そのサイズだと家族で行楽なんて時も充分使えるかもしれません。 それから、入り子型と呼ばれる二段のお弁当箱は、食べ終わると下段に上段が収納できるようになってたりするので、とても便利です。 弁当箱の中には、仕切りのあるタイプとないタイプがあります。 仕上げ方法の違いでは、素材の味をそのまま残した白木仕上げや内側に朱や黒の塗装をほどこしたものがあります。

曲げわっぱの手入れ方法

曲げわっぱ弁当箱の 使用後はぬるま湯または水で洗って、柔らかい布で拭き取りましょう。使用しないときは、良く乾燥させてから保管します。直射日光は変形または変色するおそれがあります。 たわしや磨き粉で擦ったり、漂白剤は使わないほうがよいです。変色します。 もしゆがんでしまった場合は、蓋を水で濡らして水をよく含ませましょう。それから塗れタオルで包みしばらく置き、内側と外側をゆっくりとよく乾燥させると元に戻るかもしれません。曲げわっぱは大事にすれば、数年〜10年もちます。

曲げわっぱの口コミワード

曲げわっぱのお弁当箱に関する評判です。

手作り弁当がおいしそうに見える。ご飯がおいしい。ほんとに軽い。 色合いが渋くて味わいがある。 ほんのり秋田杉の良い香りがする。 水切れが早い。すぐ乾く。 料理の見栄えがずいぶん違う。 ご飯の水分を程よくとってくれる。ご飯がべちゃべちゃしない。 ご飯が冷めてもおいしい。 お弁当箱の嫌なぬめりがない。 手触りが気持ちいい。 とても愛着がわく。


スポンサードリンク
Copyright(C) 弁当箱なら曲げわっぱ All rights reserved. ホーム
inserted by FC2 system