クリスタルの花瓶

クリスタル花瓶はギフトとしても喜ばれる美しい工芸品です。
クリスタル花瓶の持つ透明感、輝きを特集してみました。

クリスタル花瓶の持つ透明感と輝き

クリスタルの花瓶には格別の美しさがあります。実際見てみると明らかに他のガラスとは輝きや透明度が違い、 特にクリスタル特有のどっしりとした高級感は花瓶にはぴったりです。 生け花に見劣りしない美しい反射と主張しすぎないガラスの特性がクリスタルの魅力です。 またクリスタルの花瓶そのものが立派な工芸品ですので、花を飾らなくても花瓶だけでも充分鑑賞できます。

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クリスタル花瓶の秘密とは

クリスタルには「水晶」という意味もありますが、英語の訳では「結晶」です。 そうしたイメージを象徴するように、クリスタルガラスは通常売られてるガラス花瓶より 非常に透明感が高いことで知られています。また透明度だけではなく、高い反射率を持っているために、 キラキラときれいに輝いて見えます。こうしたクリスタルの輝きは、 クリスタル自体が光を屈折させたり分散したりする高い特性を持つためです。 その秘密は鉛です。実はガラスの色はもともと透明ではなく、鉛を溶かし入れることで無色透明に変化します。 一般に鉛の含有量が24%以上あるのがクリスタルガラスと呼ばれ、これが普通のガラスより輝いて見える工夫です。 また見た目の輝きや透明度だけではなく、クリスタル花瓶独特のどっしりした高級な重量感も出ます。

クリスタル花瓶を眺める楽しみ、持つ喜び、ギフトするうれしさ

クリスタル製の花瓶は、多くのブランドメーカーが作っています。 形やカット(切り子)もさまざまで、楽しいモチーフや美しいラインが楽しめます。 陶器の花瓶も味があって良いのですが、クリスタルガラスの美しさは格別です。 その美しさは鉛の含有率にある(人体には影響ありません)と書きましたが、 もっと大きなポイントになるのがガラスカットです。 たとえば日本の伝統工芸である江戸切子もクリスタルガラスです。 ガラスの表面をさまざまな模様に彫刻することで独特の風味を出しますが、 このようなカット技術がガラスから発する光の粒子や光沢に大きな影響を与えます。 つまりクリスタルは原石という素材で、切り子技術によってはじめてダイヤモンドのような価値を生み出します。 実はクリスタル製の花瓶は、安売りの量販店などへ行くと、非常にもとめやすい価格で売られています。 でも永く愛着が持てる花瓶、あるいはお世話になった方へのギフトということを考えると、 ある程度実績のあるブランドメーカーのほうが満足できます。

クリスタル花瓶のブランドについて

クリスタル花瓶の場合、小さなグラスとは違い、大きさが取れますので、ダイナミックで柔軟性に富んだデザイン が多いように思います。各ブランド特徴のある花瓶を作っていますが、一流といってまず誰でも頭に浮かぶのは、 バカラです。ベーシックでありながら無色物のガラスについては世界一の光沢です。 眺めているだけで熟成された職人を感じさせてくれます。 またクリスタル花瓶には無色透明のものだけではなく、色の付いたものもあります。色被せ(いろきせ)クリスタルといいます。 代表的な江戸切子などは多種多様な色を使っています。色つきのクリスタルは技術も難しく、値段も高くなりますが、 ガラス以外の素材では決して出せない色合いと風味があります。工場ごとにノウハウを持っており、 出来上がりの持ち味も違ってきます。色被せクリスタルではカガミクリスタルが鮮やかなコントラストを作るので有名です。 また他にはノリタケ、エルベ、ボヘミア、hoyaなどもギフトとしてよく選ばれます。

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バカラのクリスタル花瓶

バカラ(Baccarat)は、フランスのガラス製品メーカーで、高級かつポピュラーな存在として有名なブランドです。 別名「クリスタルの王様」の称号を持つバカラは、ルイ18世を始め世界の王侯貴族に愛用されてきました。 クリスタルの透明度の高さと繊細なカットで認められています。 特に花瓶は計算され尽くしたバランスデザインの美しさと、力強さを感じさせ、 重量感ある雰囲気が感じられます。 プレゼントギフトにも決して見劣りすることはないでしょう。

カガミクリスタルのクリスタル花瓶

カガミクリスタルでおすすめしたのが、色被せ花瓶。色つきのクリスタル花瓶です。 色は赤、青、緑が多く、いずれも透明クリスタルと違った高貴な色合いです。 特に江戸切子花瓶は、色被せクリスタルと切り子が非常にマッチしていて、 工芸品というより芸術品を見ているような感じです。 和室のお部屋にも良いですが、洋室に置くとモダンな感じになると思います。 特に外国の方へのギフトされると、とても喜ばれるのではないでしょうか。


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